2012年6月6日水曜日

夏のわくわく大旅行その2、9日目Monument valley, Anteloop canyon@Moab→Page

今回の旅で一番忙しい日です。この日は、MoabにあるArches国立公園近くのホテルからナバホ族が運営するMonument Valley、そこからPageに移動し事前予約してあるAnteloopのツアーに参加します。Monument Valleyはアリゾナ州でも例外で夏時間を採用している一方、Anteloopのツアーはアリゾナ州で夏時間採用しないのでごっちゃになりそうです。。逐次自分の腕時計をセットして、それを信じましょう!


まずは、ホテルから2時間半かけてMonument Valleyへ。


ここは当然Annual Passが使えず、現金で通行料を支払います。Monument Valleyはナバホ族の領地内のため、ここまでの旅とは若干毛色が違っていますが、英語を話しますし気構えする必要はありませんでした。


Monument Valleyにある様々な形をした岩は、オフロードを通って近くまで行くことが出来ます。ビジターセンターの展望台から撮った、有名な両手ミトンはこちらです。
これはミトンに見える
オフロードは現地のツアーで車を乗り換えて行くことも、自家用車でも行くことが出来ますが、ゲートで説明を受けた通り、下に下りていくまでがSuper rough roadです。。もう本当に無理です、自家用車で下りていくことが。。ガッタンガッタンでこんなところで立ち往生出来ないため、あえなく引き返し、遠くから眺めるだけとなりました。神聖な場所の印象を受けますので、あまり迷惑をかけたくないということもありますが、ツアーバスはガンガンPage方面から来ていました。。


とまあ、なんてこたないやという印象でそこからAnteloop Canyonのツアーを申し込んだデスクのあるPageまで2時間かけて行きました。時差の関係で時間があるため、PageにあるLake PowellとHorse bend backに立ち寄りました。


Lake powell
Lake powellはダムで、下流の洪水をコントロールしています。ビジターセンターもあり、気楽に立ち寄ることが出来ます。


次にHorse band back。
柵が無いので下までまっさかさま


Lake powellから車で20分程度で駐車場まで到着し、そこから片道20分程度のトレイルを行きます。砂利道と段差でストローラーでは行けません。。素晴らしい景観ですが、正直子ども達が落ちたらどうしようという感じで落ち着いて見てられません。。


さて、そうこうしているうちにAnteloopのツアーの時間のため、デスクまで行きチェックインをしました。5歳以下無料ですが、2歳と0歳はカーシートが必要で、自家用車から取り外してツアーの車の後部座席に取り付けさせてもらいました。5歳児は、シート無しです。自分だけ他の観光客と一緒に、荷台に設置されたベンチに座ることになりました。


そうゆうわけで、車を乗り換えて道中の砂嵐に耐えて20分。いよいよ着きましたAnteloop Canyon!
これは出口側です
ツアーの車が3台同時に出ていることと、先客がいるなどの関係から結構混雑しました。ガイドさんが先導に立ち、写真のきれいな撮り方や岩の特徴的な形などを緑のレーザーポインターで教えてくれます。雨水による出来た形状で、上水側で雨が降った場合鉄砲水がCanyon内に流れるため、その場合はツアーが中止となります。岩の形状と水の流れなども解説してくれます。


そしてAnteloop Canyonは非常に美しい!きれい!見る価値あり!と散々持ち上げたところで、個人的につけたあだ名は


恐怖、殺カメラ洞窟。


吹き荒れる風の影響で洞窟内に絶えず砂が落ちてきており、髪の毛はもちろんバックパック、挙句の果てに耳の中まで砂だらけ。入り口で写真を撮ってあげたスペインからの観光客も帰り際にはカメラが砂で破壊されるという逆に一生の思い出が出来ておりました。


さて、こんな決していいことばかりではないながらも、これは確かにここでしか見れないものだと感じます。ガイドブックどおり、洞窟内に日が差す時間に行かねばならないでしょう!





うまい写真の撮り方はガイドの方が教えてくれますし、撮ってくれます。なかなか人のいないところを写すのが大変です。。全長は150メートルくらいですが、ゆっくりところどころ立ち止まってきっちりツアー時間の90分使ってガイドをしてくれます。


出口まで行って、そこから入り口まで各人思い思いに写真を撮りながら帰ってきて、車に乗り込んだら帰りは高速移動で、強制エアシャワーです。自分以外は後部座席に座っていたため、自分だけ味わったのですが下向いて帽子抑えて、結構いっぱいいっぱいでした。しゃべれません。おかげで無駄に他のお客さんと盛り上がれます。このあとグランドキャニオンにいったり、ザイオンにいったりとそれぞれ旅行を楽しむようでした。


因みに11万のデジタル一丸レフは相当気を使って守ったため、レンズの出し入れがジャリジャリいうだけで無事であり、3万のデジタルビデオカメラは一時的にレンズ開閉ができなくなりました。。おそろしい。。まさしく殺カメラ洞窟。でも行って良かったと思える綺麗さ。