2012年6月4日月曜日

夏のわくわく大旅行その2、8日目Arches national park@Salt lake→Moab

Salt lake cityから4時間かけてアーチーズ国立公園に着きます。この間、想像以上の高低差による、上り下りの連続で、若干ガス欠の恐れがありましたが、どうにかたどり着くことが出来ました。。




ユタ州に入ってからというもの、ガラッと景色が変わり今までの「自然の緑+野生動物」から「断崖絶壁+カラッカラの大地」へと変わりました。


アーチーズは水の流れによって岩が橋の様になったということで、様々なものに感動を受けますが、中でも有名なところとしては


・Balanced rock
・Delicate arch
・Landscape arch


があります。まずは、Balanced rock。




遠くからでも分かるとおり、上手い具合に岩が残っております。車道から見ることが出来るため、アクセスが容易です。おいおいどうしてこうなった?と考え出すと中々面白いです。ビジターセンターから近いところにあります。


次にDelicate arch。公園内の中腹程度にあり、ユタ州のナンバープレートにも描かれているほど有名なもので、近くでみるためには片道1時間以上のトレイルを行かねばなりません。おばちゃんに、「あたしは行ったけど、もう本当に大変だったわ!子連れには無理だと思うわよ。」と忠告されました。当方は、早々に諦めて駐車場から片道20分のトレイルを行き、望遠11倍レンズで頑張って写真を撮ることとしました。それでも、200段くらいのステップを上がる羽目になります。。


望遠11倍。人が米粒のよう


アーチーズというだけあって、そこらじゅうにアーチ状の岩があるのですが、このDelicate archだけは非常に美しい形をしているという印象を受けました。麓まで歩けばその大きさや存在感、手触り等が実感出来るのでしょうが、諦めました。。非常に悔しいです。


最後に、Landscape arch。ここは、公園内の一番奥にあり、駐車場から片道30分のトレイルで近くまで行くことが出来ます。


子どもは寝るわ、蒸し暑いわで大変!
崩落の危険と風による侵食で、姿形が変わっていっているそうです。真下に行けるトレイルもありますが、崩落の危険のため今では無くなったようです。崩落しそうで危なっかしい印象と、非常に大きなアーチであり、これを作るための水流がイメージできます。


子どもは簡単なトレイルや、よじ登れる岩などに興味を示して楽しんでいました。上記3つ以外にもダブルアーチ等簡単に行けるトレイルで岩を肌で感じることが出来ます。


ダブルアーチ。手前と奥に見えるのがアーチ。

奥のアーチの崖によじ登って震える手で向こう側の写真を撮る。(下は崖)

目と鼻に見えるアーチ。


以上、暑い中サングラス+帽子+冷たい水+日焼け止めの完全防備で行きましたが、非常に大変でした。真夏では長い間歩いていられないかもしれません。。子供達は、もうバッテバテで2歳児はトレイルの間殆ど抱っこでした。。しかし、全体を通しても非常に感慨深い国立公園で、直感的に「これは不思議だ」と思考に火をつけます。


ああ、デリケートアーチ下まで行きたかったなあ。